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大学周辺で頻繁に出没する不審者に頭を悩ませる群馬県立女子大(群馬県玉村町)の学生有志が、「女子大パトロールの会」を結成し、8日、出発式を行った。県警から認定を受けた正式な自主防犯団体で、県警によると、同種団体で学生による組織は全国初。メンバーは「自分たちの安全は自分たちで守る」と意気込んでいる。群馬県内唯一の女子大である同大周辺では、つきまといやアパートの駐車場に不審車が止まるなどの訴えが続出。防犯灯を増設するなど、町や県警も対策を取ってはいるが、十分な効果を上げることができないでいる。昨年1年間で学生から大学に寄せられた被害報告は26件だったが、同大学生課は「相談してこない学生もおり、こちらで把握しているのは氷山の一角」。同会代表で同大国際コミュニケーション学部3年、蒲沢友里さん(21)も「大学の友人で、被害に遭ったことのない人の方が少ないくらい」と明かす。そんな中、立ち上がったのが、蒲沢さんら大学自治会のメンバー6人。蒲沢さんらは昨年10月、「自分たちでできることはないか」と町職員に相談、青色灯を取り付けた車での自主防犯活動「青色防犯パトロール」の存在を知った
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